春を想って揺れ動く
今日は午前中雪がそこそこ降って午後は雨に変わりました。
気温がだいぶ落ちてきたので外には出ないでずっとこたつに足を入れたまま動かずです。
ふと外を見ると霧が出てきて景色が真っ白。
幻想的でとても素敵です。
そういえば最近ふと気が付きました。
夕方17時を回ってもまだ空に明るさが残っているんです。
ついこの間までは16時半を回ったらもう夜くらいの勢いだったのに。
冬至はとうに過ぎていたのに気が付いていませんでした。
日が少しづつ長くなってきているんですね。
でもこうなると少し焦ってきます。
春はとっても待ち遠しい。
立春なんて「春」がついたらそれだけでうきうきしてくるけれど。
そうやって待ち遠しくしている間が一番いいのです。
実際肌で春を感じ始めると、ああ、まだ待って待って、と思ってしまうのです。
だって春が来たらもう素敵な夏があっという間に来てその先には秋が見え隠れしてしまい、すぐにまた冬になってしまうと笑。
素敵な季節がやってくるのをもう少し先送りにしたい、なんていつももったいぶっているのです。
こんな風に思うようになったのは多分こちらに移住してきてからです。
東京の頃に比べてやっぱり春から秋の季節が少し短い。
唯一それが少し寂しいのです。
でも観光客が少なくなって仕事も落ち着いた冬のゆったりとした時間に春からの計画を練るのは楽しいです。
昨年の庭はこんなだったから今年はこの株をこっちに動かしたらどうなるかなって想像しながら長いことじーっと庭を眺めていたり、畑は今度は何を植えようかって相方さんと作る料理を考えながら話していたり、ネットで欲しい苗を見つけてしまってもう植える場所がないのにどうにかどこかに植えられないかしらって頭をひねってみたりしているのんびりとした冬の時間。
以前は緑がなくなる寒い冬が来ると素敵な季節が終わってしまったと残念でしかなかったのですが、植物に関わるようになってからは来春のことを考えることが出来るようになったので冬がつまらなくなくなりました。
特にこの冬はお休みが増えて時間が沢山できたので、来る春に向けて粛々と植物の勉強。
まだ1月なのに春を想って色々気持ちが揺れ動いています笑。