nonohana-komichi

私を幸せにしてくれるもの

森は生きている

今日は3回目の植物勉強会。

午前中は草本ですみれとシソ科を中心に座学。

午後は少し標高の低い所まで行ってのフィールドワークでした。

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八ヶ岳周辺ではまだ咲いていなかったけれど少し下に行くと咲いていました。

タチツボスミレ

先生も初めて見たと言っていた白花のホトケノザ

珍しい!

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この日は暖かい1日でこんな風に花を咲かせている植物を見ていると春ももうすぐなんだなあと幸せな授業でした。

 

先生が授業で話していたことでとても印象的だったこと。

植物を探して山の中にしょっちゅう入って行くけれど、初めて入る時は森も知らない人間が来た、と警戒して結界を張るのだそうです。

なので居心地が悪かったり行きたいと思う方向に嫌な雰囲気を感じたり、探している植物になかなか出会えなかったり。

でも何度もお目当ての植物を探して同じ森の中へ足を運んでいると、そのうち自分のエネルギーが森と同化してきてある日突然にこんな所に、というような場所で見つけられたりするのだそう。

逆に森が警戒している中無理にずんずん入って行こうとするとケガをしたり迷ってしまったり。

だから山の中、森の中へ入る時は常に誠意をもって真剣に向き合ってください、森は見ていますから、と言うようなお話でした。

 

森は生きている。

何となくこちらに来てから色んなことを学んで思うようになったこと。

八ヶ岳連峰や南アルプス連峰の山々に大きな神様がいて、森にも森の精霊のような存在がいるのだろうなと感じている今日この頃です。