西洋ニンジンボクの芽が出てきたっ!!
ここ数日の夏日。
八ヶ岳周辺も昼間は汗ばむような日が続きました。
この暑さに私は密かに期待して待っていたことがあります。
3月の上旬に実家からお持ち帰りしたスモークツリーと西洋ニンジンボク。
お持ち帰りした後何度か雪を見て、氷点下を体験して、ああ、この子たち大丈夫かしらと少し気になっていました。
いえ、ものすごーく気にしていました!
でも木だから通常の植物苗よりも強いはず、大丈夫、と自分に言い聞かせて4月を迎え。
最初に芽を動かしたのはスモークツリーでした。
春の気配がし始めた頃、赤く小さな芽を出し始めてそこから毎日少しづつその芽が増えて大きくなって行って、さすが煙の木!と安心感満載。
もともとスモークツリーはここより標高の高い職場の庭でも元気に育っていたのであまり心配はしていなかった。
ほっといても元気に育つだろうなって思っていた。
でも西洋ニンジンボクは同じ八ヶ岳でもここより標高の低い庭で育っていた木から採取した種だった。
持ち帰った時は気にしていなかったけれど、いつまでたってもうんともすんとも言わないこの子たちに毎日毎日気が気じゃなくて、やっぱり動かした時に根がやられちゃったのかな、とか水枯れしちゃったかな、とか心配でしょうがなかった。
さすがに周囲の林が芽吹き始めて萌木色になり始めた5月になっても動かない様子に泣きそうになりながら、ガーデナーのNさんに相談してみた。
そうしたら西洋ニンジンボクはあまり標高の高い所は得意じゃないんだよねって( ゚Д゚)!
せいぜい標高1000mくらいまでじゃないって。
うちぎりぎりなんですけど~っ!!
ああ、3月はめちゃ寒い日もあったしびっくりしたのかな、まさか死んじゃってないよね涙、もう少し気温が上がれば動き出すよね、そう自分に言い聞かせながら毎朝、毎夕、芽吹いたかなぁと舐めるように木肌を観察し続けた。
そうしてこの夏日が数日続き、もうあったかくなってきたから大丈夫だよと声を掛け、木肌を撫で続けた。
そして昨日仕事から帰って真っ先に庭の水やりをしながら彼らをまた舐めるように眺めてみた。
うーん、うんともすんとも言っていない・・・。
なんとか生命の息吹を見つけたい、生きているという証拠をどこかに見つけたい。
その一心で少し株元の土をどけてみた。
そうしたら、木肌になんか白い点みたいなものが???
えっつ!!!!
地面に這いつくばり、鉢に腕を回し頭を土につかんばかりに近づけてみる。
ありましたっつ!!!!
生きている証拠!
出てきた!!!
うわ~っつ嬉しいっつ!!!
他にももっとないかしら???
地上部の枝をもう一度舐めるように観察してみると、出てる出てる、小さな小さな本当に白ごまの半分よりも小さなこれから芽になりますよっていうサイン。
もう嬉しくて嬉しくて、生きてた~っつ!!!!って小躍りしながら、大急ぎで中で晩御飯を作ってくれている相方さんの元へ。
二人でもう一度確認してみる。
うん、出てる!!!
もう1本の方も確認してみる。
うん、出てる~(*´Д`)!!!!
ああ嬉しい♪♪♪
ここ数か月の中で一番嬉しい出来事かもしれない。
ああ嬉しいよ~っつ!!!
ああよかったよ~っつ!!!
これからは毎日この芽が大きくなるのを観察することができる。
なんて素敵な日々!!!
因みにフライングして植栽したバジルはまだ早かったみたいで、寒さにあっという間にやられてしまいました笑。
なので慎重を期したレモングラスの植栽はもう少し待つことにしました。
もう少し、カッコウが鳴くまで待たないとね。