心が柔らかく愛に満たされる映画
ここのところ夕ご飯を早く食べ終わると二人で映画を観ることが増えました。
今までは彼の帰宅は早くて20時、遅いと22時とかになっていたからなんだかんだしているとあっという間に寝る時間だった。
でも余裕のある今日この頃、夜の時間をゆっくりと使って映画を楽しむことが増えたんです。
先日は気持ちが少しネガティブ方向に行きかけていたので、気持ちを柔らかく愛に満たされるようなヒューマンドラマが見たいなあと思って、好きだった「ギルバート・グレイプ」のDVDを引っ張り出してきた。
ジョニー・デップ主演、ジュリエット・ルイスとレオナルド・ディカプリオ出演。
みんなまだ駆け出しの若い頃の名作です。
主人公は知的障害の弟や超肥満の母親、自分勝手な妹と真面目な姉のいる片田舎の小さな町に住む一家の長男。
亡くなった父親の代わりに家族の面倒を見ている。
ジョニー・デップ演じる長男はこんな小さな町や、問題の色々ある家族から逃げ出したい、遠くへ行きたいと思っている。
でも家族をとても愛しているので逃げ出すこともできず、自分の感情を押し殺したまま日々悶々と過ごしている。
優しすぎる彼の中でいつも優先されるのは家族。
そんな彼に通りすがりの旅人、ジュリエット・ルイスは「自分は?」と聞く。
最終的には彼は弟と一緒に町を出ていくことができるのだけれど、知的障害を持つ弟とのやり取りがとっても切なくて。
弟はディカプリオが驚くほど迫真の演技で知的障害の少年を演じています。
後半からやっぱり心が愛で一杯になってしまって、涙を流れるがままにしていた。
ああ、いい映画だったなぁ、私ももっと優しくなりたいなあ、と鼻をかみながら相方さんと出演者について話していて気が付いた。
あれ、泣いてるの?
彼の目を見ると真っ赤になっていた。
ふざけながら目をこすっていたけれど、かなり泣いたっぽいぞ。
静かだったので気が付かなかったけれど。
この人と結婚して良かったな。
こんなに愛溢れる人と一緒にいれて良かった♪
つくづくそう思った夜でした(*´ω`)。
これは職場の庭作業をしていた時に転がり出てきたチューリップの球根と知り合いに頂いたオーニソガラムの球根。
来年の春の楽しみです♪