命がめぐる美しい季節
梅雨入りしてから八ヶ岳もずっと雨空が続いています。
こちらに来てからこんなに梅雨の間中雨が降っているのは初めてです。
おかげで周囲の緑はもさもさ、庭でぐんぐん生長して乱れた子たちの切り戻しも始めています。
この1か月くらいは小さな生き物たちが動き出すのを沢山観察していました。
職場のジョウビタキのヒナは毎日フンをまき散らして周辺には食い散らかした毛虫の残骸がたくさん。
カマキリの子供はチビのくせにカメラを向けると生意気にカマを振りかざして威嚇してきます。
蝉も羽化したはいいけれど寒さに身動きが取れずに固まっていて。
今年死ぬほど大量発生したマイマイガの毛虫はようやく蛾に変貌を遂げて旅立ち始めました。
この子たちは小さい頃は毒でかゆくなるけれど少し大きくなると大丈夫だと知ってからはある程度怖くなくなりました。
庭作業の時にひざまずいて花壇に頭を突っ込むと顔のすぐ横に大きな毛むくじゃらがいたりするんです。
でも東京のガーデナー友達からはチャドクガが大発生していると聞きました(*_*)。
自然界では周期的にこんなことがあるようで。
そんな姿を毎日見ながら自分も命がめぐっているその美しさの中にいるんだなあと嬉しくなります。
玄関先のギボウシの鉢にはいろんな子が遊びに来てくれます。
まだみんなお肌つやつやぴちぴちの子たちです♪