誰かを想うこと
秋に庭先の針葉樹がまとめてなぜか切り倒されてしまい少し眺めが寂しくなってしまったけれど、朝方の空はとても素敵♪
八ヶ岳と北アルプス連峰は雪がしっかりかぶったかと思えば思いもよらない暖かな日で溶けてしまったりを繰り返して、ようやくもう春まで消えることはないだろうというくらいまで白くなった。
面白いのは富士山で、日々その雪のカサが増しているのがわかる。
なぜなら太ってきているから笑。
東京にいた時は気が付かなかったけれど、毎日見ているとだんだん雪をかぶってシルエットが丸くなっていくのがわかる。
11月まではガーデンの中のカフェで働いていたけれど、庭も切り戻しとバーク堆肥撒きを終えてシーズンオフとなり、いよいよ水道が凍る季節になったので、冬の間は別の部署のお土産屋さんで働かせてもらっています。
今は帰省先へのお土産を買われる方で賑わっています。
多いのはお酒をまとめて買われていく方。
若い家族連れやご年配の夫婦、いかつい顔のおじさんや、忙しそうな奥様。
皆あの人の分はこれ、あの人はこれ、と相談しながら、またはお酒の棚の前でひとりでじっと考えながら購入されていく。
お正月に美味しいお酒を一緒に飲む相手を想像しながら。
今の時期このお店へ来る方々は皆誰かのことを想いながらお土産を選んでいる。
それがとても幸せなことだなあと思ってしまう。
そんな私もお正月に実家へ帰るのに手土産で日本酒を用意している。
実はそれは結婚祝いで頂いたお酒をうちの両親と飲みたいと彼がずっと取っておいたものなんだけれど。
そして初めておせちを注文してしまった。
これも彼が率先して注文してくれたもの。
お正月に私側の親族と初めて対面するので奮発したようで。
彼はもともと家族への誕生日祝いやお中元、お歳暮を実家に送ったり普通にしていた人なので、私の実家へも当たり前のように送ろうとしてくれる。
私は全くそういったことをしてこなかったので、最初は少しびっくりした。
母も同じようにそういったことには慣れていないので、多分めんどくさいと思うよ、ってある時言ったら、「いいんだよ、めんどくさい息子ができたと思っていれば」ですと。
彼のそういったところが私にはない部分でとても尊敬している。
誰かがが誰かのことを想いながら、誰かの笑顔のために、そんな誰かにたくさん出会えるこのすてきな季節。
昨日は結婚祝いに頂いたドン・ぺリを生まれて初めて飲んだ。
は~・・・(*´ω`)
皆様よいお年を♪♪♪