しあわせな人がいるしあわせ
先日高校時代の友達とランチをしていた時の話。
彼女は20代前半で子供を産んでずっとシングルマザーとして頑張って来たひと。
そして今再婚して高齢出産にもかかわらず念願だった二人目の息子を無事に産んで育てている。
赤ちゃんはとてもやんちゃで「本当にこの子ハイパーで大変なんだよね」と嬉しそうに笑っていた。
一人目の息子の時は前の旦那さんがひどいDV男だったということもあり、生まれた時に愛情を持てないんじゃないかと思っていたけれど、「今考えるとあの子物凄くいい子だったんだよね、全く手がかからなくて本当にいい子だった。だから神さまが私があの子をネグレクトしないようにそういう子にしてくれたのかなって思うんだ」と言っていた。
私はいつも彼女が辛くなる生き方ばかりを選択しているような気がして心配でしょうがなかったんだけれど、今は安心して見ていられる。
幸せかと聞くと迷わず「うんすごく幸せ~!」とほんと幸せそうに笑った。
あれ、その言葉つい最近も聞いたぞ。
そうそう、つい先日前職の友人たちとランチをしていた時だ。
一緒に仕事をしていた時にとっても私の面倒をよく見てくれていた当時パートだったIさん。
仕事で辛いことがあった時にはよくIさんの所へ行って泣きべそをかいていた笑。
優しくてお茶目でだからみんなから愛されていた。
Iさんは旦那さんとはずいぶん前に離婚していて最近ふたりの娘が結婚して自分は2万円の年金生活、毎日公園に散歩に行って落ち葉やらなんかの植物やらを拾ったり生茶パンダの人形と一緒に写真を撮ったりして、それをゲリラ的にメールで送って来てくれるとても可愛い人なんだ。
そのIさんに皆が「どうよ最近?」と聞くと顔がとろけるようになって「もうね、凄く幸せ~笑」だって。
ようやくゆっくりと自分のペースで自分の好きなものだけを見つけながら生きて行けるようになった幸せ。
「でも人には言わないけどね、刺されちゃうから笑。ひとりでぷぷぷ、幸せだな~ってこっそりにやけてる」
うん、いいなあ。
なかなか口に出して心から幸せって言えないと思うけれど、最近そうやって周囲で幸せだと言える友人たちが増えてきていることが嬉しい。
私は単純なので何やっても楽しくて簡単に幸せな気持ちになれるお手軽女なんだけれど、やっぱりそうなる前はとても生きることが辛かった時期があった。
でもある日突然180度ものの見方が変わって、そうしたら生きることがとても楽になったんだよね。
考え方ひとつでこんなに楽になれるんだ~ってびっくりしたのを覚えている。
みんな辛いこととか楽しいこととかたくさんたくさん経験して、でも私の大切な人たちが今それぞれの幸せを見つけている姿を見るのはとても嬉しい。
もっともっと私の周りで幸せな人が増えたらとっても素敵なだな~と思った今日この頃。